■シカゴブルズとは?
アメリカのプロバスケットボールリーグであるNBA(ナショナルバスケットボールアソシエーション)のチームでマイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンなどを擁する黄金期を含め過去通算6回の優勝経験のある超人気チームです。
そしてシカゴブルズの人気はバスケットボールだけにとどまらずストリートのファッションアイコンとしても未だに絶大な人気を誇ります。時代的に新品アイテムというよりも、やはり黄金期時代のブルズの古着アイテムは特に人気があります。
そんなシカゴブルズの歴史や有名選手、そして記事の最後にはアイテム紹介もありますので是非最後までお読み下さい。
■シカゴブルズの歴史
シカゴにはブルズ以前にもプロバスケットボールチームがあったものの短期間で解散、移転しており、ブルズが初の定着したプロバスケットボールチームとなります。1966年に設立されたシカゴブルズですが、設立されてから25年間で1度もファイナル進出も叶わないという状況。そんなブルズが転機を迎えたのは後にスパースターとなる「マイケル・ジョーダン」をチームに迎えた1984年のことでした。
そこから更に選手層を厚くしていき黄金期へと突入していくわけですが、2度の三連覇やシーズン72勝10敗という当時のNBA記録を樹立するなど輝かしい功績を残します。
その後マイケル・ジョーダンの退団をはじめ、スター選手を放出したことにより低迷期へ突入、以来の優勝経験はなく現在にいたります。
■黄金期
シカゴブルズの黄金期といえばやはりマイケルジョーダンが在籍していた1980~1990年代です。そして黄金期を語る上で欠かせないのが通称”BIG3”ですよね。
マイケル・ジョーダン(SG)
スコッティ・ピッペン(SF)
デニス・ロッドマン(PF)
NBA史上最強とも呼び名が高いこのBIG3。このメンツ、それはもう最強です。。。
3シーズンで3度のチャンピオンを果たしまさに敵なし。3連覇(スリーピート)を達成し歴史に名を刻みます。カゴブルズの優勝シーズンは下記の通り。
・1990-91
・1991-92
・1992-93
・1995-96
・1996-97
・1997-98
ちなみに「1993-94」「1994-95」の2シーズンは父親の死が理由となりマイケル・ジョーダンがNBAを引退していた時期。もしマイケル・ジョーダンが引退していなければ夢の8連覇を達成いていたのでは、、とついつい思ってしまいます。
この2度の三連覇(スリーピート)はリピート・スリーピートと表現されることも。スリーピートでも凄いのに2度って、どれだけ当時のブルズが最強だったのか、、、
ご興味のある方は是非YouTubeなどで当時の映像を見ていただければと思います。
■マイケルジョーダン
シカゴブルズを語るうえで避けて通れないのが、既にこの記事で何度も登場しているマイケル・ジョーダンについて。本当はマイケル・ジョーダンだけで1つ記事を書けるくらいなのですが今回は少しだけにしたいと思います。
まずは成績・受賞歴などを見ていただければ彼の凄さを一瞬で理解してもらえるかと思います。ざっと書いただけでもこれだけの功績です。
・ルーキーオブザイヤー
・得点王10回
・年間最多得点11回
・平均得点30.12点でNBA歴代1位
・通算得点32,292点で歴代5位
・スティール王3回
・ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー
・1990年代にシカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、5度のシーズンMVP、6度のファイナルMVP受賞。
・NBAオールスター選出14回
・NBAオールスターMVP 3回
・スラムダンクコンテスト優勝2回
・オリンピック金メダル2回
もう半端じゃありません。史上最高、そしてこれからも彼を超えるバスケットボールプレイヤーは出てこないだろうと言われるのも納得です。
また、マイケルジョーダンといえばスニーカーでも有名な逸話があります。
当時まだまだ下火だったナイキはいち早くマイケル・ジョーダンに目を付け、なんとか契約にこぎつけます。そして誕生したのが名作スニーカー「エアジョーダン1」。
ブルズのカラーをふんだんに取り入れた通称“ブレッド(黒×赤カラー)”は当時のNBAのスニーカー規定に反しており、着用禁止勧告を受けマイケル・ジョーダンは毎試合5000ドルもの罰金を科せられましたが、その罰金をナイキが肩代わりしたといわれています。
そんなエアジョーダンの誕生秘話を元にした2023年公開の映画『AIR/エア』ではより詳細なストーリーが描かれていて、スニーカー好き、バスケ好きは必見の作品です。そうでない方が見てもシンプルに楽しめる内容になっていますのでご興味がある方はそちらも是非チェックしてみてください。
■永久欠番
永久欠番とはバスケ・サッカー・野球など背番号を使用するスポーツにおいて、多大な功績を残した選手を称える意味で欠番とすることを言います。スター選手が対象となるためその番号の古着アイテムも人気が高いものが多い傾向があります。古着を探す際には事前に把握しておくといいかもせれません。
シカゴブルズの永久欠番
・#4 ジェリー・スローン
・#10 ボブ・ラブ
・#23 マイケル・ジョーダン
・#33 スコッティ・ピッペン
上記に加えて#1デリック・ローズ、#13ジョアキム・ノアの2名も「永久欠番となるか?」とその可能性が噂されていましたがどうなるのでしょうか。現在4人しかいないシカゴブルズの永久欠番が一気に2人も増えるとなればそのナンバーの古着アイテムも価値が上がるかも??まだどうなるかわかりませんが想像すると楽しみですね。
■特徴
シカゴブルズの特徴は大きく2つ。『闘牛のロゴ』と『ブルズカラー』といわれるチームを表すカラーリング。
まずロゴの闘牛についてですが、イリノイ州では畜産が盛んなことや、シカゴには動物をモチーフとしたチームが多かったことから『ブルズ』になったそうです。
カラーリングについてはまずシカゴブルズのユニフォームに由来しています。チームカラーであるホワイト・レッド・ブラックを組み合わせたカラーリングでレッド×ブラックを『ブルズカラー』や『ブレッド』、ホワイト×レッド×ブラックを『シカゴカラー』と呼ばれることがあります。
■SLAMDUNK/スラムダンク
いわずと知れたバスケットボール漫画の金字塔、『SLAMDUNK/スラムダンク』。じつはスラムダンクとシカゴブルズにも関係があります。
スラムダンクは当時のNBAをモデルにされたと言われていて、チームカラーや選手のプレースタイルにまで反映されており、誰が誰のモデルか?所説ありますが、メインとなる『湘北高校』のモデルがシカゴブルズというのはチームカラー的にも間違いなさそうです。
ちなみに流川楓のモデルはマイケル・ジョーダン、赤木剛憲のモデルはデビッド・ロビンソン、三井寿のモデルはマーク・プレイス、宮城リョータのモデルはケビン・ジョンソンと言われています。主人公の桜木花道はデニス・ロッドマンと言われがちですが、どうやら違うとの噂も。でも確かにめちゃくちゃ似てるんです(笑)髪型やプレー、キャラクターも。
実際のNBA選手とスラムダンクのキャラクターを見比べてみるとけっこう面白いので是非YouTubeで探してみてください。スラムダンクを読んだことがないって方は超絶面白いのでまずはそちらからどうぞ!
■おすすめの古着アイテム
ファッションとストリートのカルチャーは切っても切れない関係にあります。そしてストリートカルチャーとバスケットボールも同じく切り離せない関係が。さらにはマイケル・ジョーダンのスニーカー「エアジョーダン」シリーズの圧倒的人気や、ブルズのチームカラーであるレッド・ブラック・ホワイトが「ザ・ストリート」的王道なカラーリングだったことも相まってシカゴブルズの古着アイテムは超人気。
また上記でも述べたように当時のNBAをモデルとして描かれた『スラムダンク』の社会現象的大ヒットも日本でバスケットボールが人気となり、結果的にファッションにもバスケットボールアイテムが多く取り入れられるように。
ここからはユニフォームからアウターまで様々なカテゴリの古着アイテムを紹介いたします。気になるアイテムがないか是非チェックしていってください!
ユニフォーム
NIKE Bulls game shirt
Reebok Bulls game shirt
Tシャツ
90s CHICAGO BULLS tee
90s CHICAGO BULLS tee
90s Bulls tee
BULLS Denim shirts
アウター
CHICAGO BULLS MA-1
90s Chalk Line BULLS Jordan jacket